株式投資
今日は株式投資について、考察を深めたいと思います。
以前に、株式投資での利益の出し方として3点あると話をしました。
インカムゲイン
キャピタルゲイン
株主優待

 

一般的には、キャピタルゲイン株主優待を目的として、株を購入する人が多いと思います。
キャピタルゲインは安く買って高く売る。その差益が利益になります。逆に損をしていた場合、
損切と言って損失を限定的にするために株を売ってしまいます。短期で売買を行う
デイトレーダー等が該当します。
株主優待は株を持つことによって定期的に商品券、食品などがもらえます。
一方、インカムゲインは定期的な配当収入です。

 

私の考え方は、インカムゲインを主な目的、キャピタルゲインをサブの目的として、株式を購入しました。
但し、日本株ではなく、外国株、それもアメリカ株になります。
今回、購入目的、外国株の購入に至った経緯について説明します。

 

購入目的について
以前から株式には興味を持ち、短期売買は行っていました。しかし、結局少額の自己資金から投資をし、少し株価が
上がって売っていたため、トータルではそんなに利益が出ていない状態でした。
今回、色々な経緯で少しまとまった金額が入りましたので、これを原資として運用を考えるようになりました。
そこで、今までの投資経験を振り返り、少額の利益ばかり求めていたということが分かりました。
私は小さい利益を確保し、何度も無駄に売買を行っていたため、資産が少ししか増加していない
ということが分かりました。元々小遣いの一部から投資に回していたため、仕方の無いことではありました。

 

今回、多少使わないお金があるということで、少し違ったアプローチにしようと思いました。
考え方としては、キャピタルゲインは考えずに資産を増やしていく方法です。
長期投資で考えるが、評価額に一喜一憂せずに資産を増やしていく、これを理想としました。
理想を考えた上で、インカム(配当収入)が一番良い方法ではないかとかんがえました。
また、配当金を受け取って使ってしまうと資産は増えておらず、結局キャピタルゲインだけを目的にして
しまうことになります。また、配当金を受け取ったまま寝かせておくのも時間のロスに繋がります。
そこで、配当再投資という考え方に結び付きました。これは配当金を更に投資に回し、持ち株数を
増やしていく考え方になります。
これは複利で増やしていくことが出来るからです。今必要なお金を投資に回すならキャピタルがメインになりますが、
ずっと置いておくことにより資産を増やしていく場合には非常に有効な方法だと思います。

 

外国株(アメリカ株)を選んだ理由は、3点あります。
複利効果、経済成長、会社の所有権の面で考えました。
一点目は、複利の力を働かせるための資金、時間の効率を考えました。
資産を増やしていく上で、複利の考え方が非常に大事になってきます。
例えば、日本株で1株100円で購入でき、最低単元株が100株、配当金1株当たり5円で利回りは5%の一定だと仮定します。
ここでは、話を簡単にするため、税金は無視して下さい。
この株を購入するのに10,000円で購入できます。では、この株から配当は500円になります。
これで再投資に回すと5株購入することが出来ます。しかし、最低単元株は100株なので、20回の配当を貰ってからし
購入することが出来ません。日本は通常、1年に2回の配当なので10年間後、やっと100株購入することが出来ることになります。
資金を寝かせておく時間、10年間が非常に長い。また、再投資する際、100円で買えるかどうかわかりません。
また、持ち数を増やし、1回の配当から再投資できるようにすることも考えました。2,000株以上であれば論理的には可能です。
この時、投資金額は20万円になります。
1年間保有し、配当が1万円になり、この1万円を再投資することにより100株増えます。
日本株で20万円の投資から1年後に1万円のリターンで配当再投資しても、楽しさがないと思えるようになりました。
資産を最適化し、最短で増加させることを考えた場合、これでいいのかと考えました。

 

次回以降、実際に購入した株の話をしたいと思います。